クラリネット

クラリネット · 31日 8月 2019
ブラームスのクラリネットソナタ、勉強すると、自分は人生の中でクラリネットを選んでこの作品に出逢うことができて本当に良かったと、心の底から思います。古典への回帰、ベートーヴェン第9の後継ともいわれる交響曲第1番…。シューマンのようにファンタジックではないけれど、ブラームスの音楽は独特のロマンがあって、その中に毅然とした古典の形式美が輪郭としてある。ブラームスの作品に触れていると、単に美しいだけではなく哀愁、感嘆、虚ろな影、苦悩、沢山のニュアンスを感じる。クラリネットという楽器は、ブラームスにこのように愛されて、作品を残された。この事実を知り、関り、勉強できるという幸せ…。演奏でどれだけのブラームスを表現できるかは、どれだけ観衆に届くか、聴いてくださった方一人ひとりに何が残るか。それは、どの作品でも同じだけど、ブラームスは、そもそもクラリネットを吹いている意味まで問われるような気に、いつもなります。9・22当教室発表会で最後に私が演奏しますのは、作品120-2です。演奏できること、聴いてくださるお客様に感謝して・・・
クラリネット · 29日 8月 2019
一昨日、都内のダクさんで、生徒のクラリネットのリガチャー選びをしました(^^)ハリソン、ボナード、BG、バンドレン、シルバースタインなどを出して頂き、試奏致しました。私自身はボナードのBazz加工品を使用しているのですが、最近は、BGのDuoというリガチャーが、良い気がしていて、学生さんにすすめています。このDuoは、リード面には縦に伸びるラインのあるプレートで接着面が設計されていて、あとのマウスピースとの接着面は表面の、ほんの一部に限られていて、極力、マウスピースにリガチャーがくっつかない様な設計で、リガチャーが一見浮いているように見えるような感じで、どこに付け位置を持ってくるかによっても、相当吹いた感じは違います。しっかり設計されたポイントでリードをセッティングできれば、リードの響きをボリュームあるものにしてくれて、さらに、音域による音色の統一感も持ち合わせて、息をこれから作っていく学生さんには、とてもピッタリな、リガチャーに思いました(*´▽`*)あくまで、私の好みもありますが…。生徒自身も、第一印象でリガチャーの個々の性格を判断して、本人が納得して購入できることが大前提です
クラリネット · 04日 8月 2019
去年、そして今年も、東京は御茶ノ水にある下倉楽器さんで、中古のクラリネットフェスティバルやプレステージュを、生徒のために楽器選定させて頂き、お世話になっています。中古の楽器は、その楽器の独自性の上に使用された方のクセも残っていて、(クセとは、決して悪い意味ではなくて、使用した人の色がついてるとでも表現した方が良いかもしれません)選定する相手(生徒)の今とこれからを見据えながら、選定を心がけています。音がしっかり『ハマる』ような、吹いた瞬間に広がりと深さを感じられるような、もともとそういう音色を持った中古のフェスティバルは、本当に魅力的です。プレステージュの丸くて艶々したような音も素敵ですが、私はフェスティバルの素直で…時には豪快に鳴ってくれて、生命力に満ちたような、生き生きした音が大好きです。新品も吹かせて頂きますが…、クランポンのロゴが変わり、ベルは摺り切りカットで、楽器自体が軽い印象を持ちます。良い楽器に出逢った時の、感動は、楽器をやっている人間の醍醐味かもしれません(^^)
クラリネット · 03日 8月 2019
クラリネットアンサンブル、中でも同じB♭管でのトリオ(3重奏)は、音域も他のアンサンブルと比べれば限られている中で、その音域の狭さを巧みに操った曲であると、ものすごく演奏効果も高いものになると思う。今回9月22日に開催する、当教室の音楽研究発表会に、お弟子たちが出演します。中学生・高校生の混合トリオは初めての試み。学年を乗り越えて、クラリネットを勉強した仲間として、自分たちのアンサンブルを作っていってほしいと願っています。それぞれが、自分の持ち味を出していくには、先輩後輩関係なく、意見をどのように相手に伝えていき、また意思疎通ができるのかは、講師という私の存在はある意味要らなくて、その中で、昇華しきれないことを、先生という立場の人間に投げかけて欲しいと、私は思っている。音楽の変化は人それぞれ。どの音楽の流れが、自分たちにとって心地よいかを、自分たちで作っていく力を養いたい。
クラリネット · 29日 6月 2019
WeberのConcertinoは、18歳の時に出逢って、今日もレッスンで吹き20年経ちました。クラリネットを学ぶ人は、必ず経験するであろう、Weberのコンチェルティーノ。高校生だった頃は、苦戦して、一曲暗譜で仕上げることの難しさに直面し、どの部分をどう感じていたのか、鮮明に覚えているほど、【できない】印象が、色濃く私の中に残っているのです(;^_^A今、吹いてみると、小協奏曲ならではの、かわいらしい作品でありながら、Weberのオペラの要素が一貫して根底にあります。音楽大学側からすれば、ソリストとして育つことを考えた時、まず第一歩として持ってこいの一曲。なので、受験曲になりやすいですが、現在はコンチェルティーノは出題校は少ないです。東京藝大、愛知県芸大は、コンチェルティーノは出題されていません。時代は着々と進んでいますね。でもやはり、Concertinoは、歌うこと、和声色彩感、古典派~ロマン派のドイツ音楽といった音楽背景を、一気に勉強できるし、10代のこれからの方たちには、今もこれからの未来も、かわらない【クラリネット】を勉強する上で、重要な作曲家であることは変わらないでしょう。
クラリネット · 25日 5月 2019
小泉進次郎さんが、ご自身の講演の中で【言葉に体温と体重をのせて話す】と仰っていました。『相手にいかに伝えられるか』を考えた時、大事にしていること、とのことで、感銘を受けました。それは、【人に自分の言葉を聞いてもらえなかった経験があるから】だそうです。私は、講師という立場にいて、生徒さんたちは私のレッスンや授業、または話から、何かを得ようとしてきてくださっているので、人に聞いてもらえないことは経験として少ない。自分を顧みると、【伝える】ことに集中しすぎて、客観的に見えなくなってしまっていることに、気づいて我に返ることがある。自分の『伝え方』が目の前の人にとって、本当に合っているのかを、別の自分が判断しているかのよう。。どれだけのものが相手に『伝わり、芽生えるか』が勝負のレッスン、授業もしかり。ただ、誇張したようなものを自分のなかでバランスが取れるように、常に軌道修正して、常に、良い、確かに良いと思える【音楽】【思考】でフラットに構える。そんな自分が必要だなと、今日改めて感じました。
クラリネット · 21日 5月 2019
マウスピースはこの10年くらい、B40を使いリードはV12の31/2でセッティングしてきました。最近リードが薄く感じるものばかりで、V121/2+を試していますが、あまり流通しないせいか、材質が良くないものだらけで困りました。心機一転マウスピースを5RVライヤーに変え、リードを今までので試しましたが、V12シリーズで言えば、31/2の固めを選ぶか32/1+の薄めを選ぶかで悩みますが、質の良い材であれば31/2+の方が、リードのバネがしっかりしていて、良い気がしています。あくまで私個人の感想ですが…。生徒さんも5RVライヤーを使っていて、やはりリード選びは息の入る方向で考えると、バネがしっかりある方がよいと思うのですが、、最近のV12の31/2は、数年前に比べて全体的に少し材が薄くなった気がするのですが、、気のせいでしょうか。。。とにかく、もっとリード購入して研究します。